DTM Life Station

主にDTMについてを自由に書きます

DTM でよく聞く「ディザリング」って何だ?

マスタリングの工程になるとよく聞く「ディザリング」

「ディザリングプラグインをマスターの最終段に入れた方が良いよ〜」と聞いたことがあるものの、どんな効果があるのかよく知らないという人も多いのでは?

ここでは、「ディザリング」についてちょっと詳しくみていこうと思います!

 

音楽制作におけるビット深度

ビット深度というのは、音の大小(ダイナミクス)をどれだけ表現できるかということを決めています。

皆さんが DTM で曲を作るときには、24bit、あるいは 32bit float でビット深度が設定されていると思います。自分が普段どのようなビット深度で作業しているか確認するには、プロジェクト設定などを見てください。

この数字が大きいほど、音の大小をより細かく表現することができます。逆にいえば、32bit float で表現できていた音の大小というものが、24bit では表現できないということです。

 

ここで、ディザーが必要になってきます。

 

ディザー(Dither)とは?

信号技術で、異なるビット深度へ変換する際、ビット差によるノイズを抑えるための処理のことを言う。

 

と言われても、ピンと来ない人が大半だと思うので、分かりやすく。

例えば、楽曲の制作を24bit、あるいは 32bit float でやっているとします。しかし、マスタリングの段階で、 CD の規格に合わせた出力をしたいとなると、ビット深度を 16bit で出力する必要があります。

 

このビット深度というのは、音の大小(ダイナミクス)をどれだけ細かく表現できるかというのを決めているということですが、ビット数を落とすという工程で、その情報が失われてしまうのです。

 

つまり、信号が劣化してしまうのです。

 

これを解消するのがディザーで、わずかなノイズを発生させることにより失われた部分を補完します。

 

ディザリングのやり方は?

微小なノイズを乗せるとは言っても、どのようなノイズを選ぶかが重要で、それによって完成する楽曲の雰囲気も変わってきてしまいます。

業界では アポジー(Apogee)社の「UV22」というのが有名で、CD のマスタリング過程でよく使われているらしいです。

この「UV22」ですが、最新版は「UV22HR」となっていて、Cubase を持っている人は、標準付属プラグインとして搭載しています。

 

f:id:vinneck92:20160928120412p:plain

 

上の数字は出力したいビット深度で、下の段はディザーのかかり具合を設定できます。「auto blank」に設定すると、曲が静かなとき自動的にノイズを切ってくれます。なので、「auto blank」に設定するのが無難でしょうか。

 

このエフェクトプラグインをマスターの最終段にいれておくだけで完了です。

簡単でしょ?

 

それでは、この辺で。

広告を非表示にする