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DTM Life Station

主にDTMについてを自由に書きます

【DTM】イコライザーで超低音域(50Hz以下)の処理

イコライザーとはご存知のように、特定の周波数をカットしたりブーストしたりできるエフェクターです。また、ミックスダウンやマスタリングにおいて、曲の音質を整えるために必ず必要になってくるエフェクトでもあります。

そんなイコライザーを使った「超低音域」の処理について考えてみます。

 

 イコライザーを掛ける意味

人間の耳には、聴きとることが可能な周波数帯域があります。

それは大体、20Hz ~ 20000 Hz の間です。つまり、この範囲外の周波数の音は人間の耳には聴こえないので、そこはイコライザーでカットしても全く問題ないということです。そうすることで、音量レベルに余裕ができ、音圧を上げることが可能になります。

また、耳障りな音、こもったような音を取り除くためにもイコライザーは使用されます。 特に、多くの楽器の音が被りやすい 500 Hz 付近は良くカットされることが多いです。

カットする以外にも、曲に厚みを足したいときは 200 Hz ~ 300 Hz をブーストしたり、あるいは高音域をブーストして、曲をきらびやかにすることもあります。

こうして、曲の不要な周波数を削ったり、足りない部分を上げたりして周波数バランスを整えるためにイコライザーは使われます。

 

超低音域とは?

超低音域とは、主に 50Hz 以下の帯域のことを指します。低音というのは、他の帯域に比べてエネルギーが大きいため、音圧を稼ごうと思ったとき、この低音がどうしても邪魔してきます。

また、ノイズ成分が多く含まれていることもあり、こもりの原因になります。低音域をバッサリとカットすることで、全体の音質をクリアにすることができます。

 

超低音域は不要な周波数か?

超低音域(50Hz)以下をカットすると、音質はクリアになりますが、その反面、それまで持っていた重量感も失われてしまいます。

曲の重たさが重要視される場面では良くないことですね。

特に、低音がビートを刻むのに重要なクラブミュージックは、30Hz 付近までふんだんに含まれていることが多いです。

なので、曲の用途に合わせてイコライザー処理を行なうことが必要です。

大音量で音楽の流れるクラブでは、体を震わす低音域が主体です。高音域は大音量だと耳に刺さるので、控えめになっている印象です。

 

ジャンルにあったイコライジングを!

作った曲がどのような場面で、どのような場所で再生されるかによって、イコライジングは決まってくると思います。

どのようなイコライジングをしたら良いのか分からないときは、自分の作っている曲と同じジャンルの曲を探してきて聴き比べると良いと思います。リファレンスの曲データを DAW にインポートし、スペクトルアナライザーでどのような周波数分布になっているかを確認し、それを自分の曲で再現してみましょう。

 

 

イコライジングは正解のない、とても奥の深い作業だと思います。思い切ってブースト、またはカットしたりして、楽しんでみてください。

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