DTM Life Station

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ミックスダウン時に使える!イコライザーの2段掛け

皆さんを悩ませるミックスダウン作業。マスタリングも同時にやっている人も多いと思いますが、これにハマるとなかなか曲を完成することができないですよね。

一度書き出したものを聞いているうちに、「もっとこうしたい」というのがわんさか出てきて、ミックスダウンに戻り、聞き直し、ミックスダウンに戻り、聞き直し、、、っていうのを延々と続けてしまいます。

今回は、そんなミックスダウン時に使えるテクニック、イコライザーの2段がけについて書いてみました。

 

イコライザーの使い分け

イコライザーを2つ用意したのにはちゃんと理由があります。それぞれのイコライザーを、音域をカットする用、音圧を上げる用に使い分けるためです。

使用するイコライザーは自分が使い慣れたものでいいと思います。できれば、再生している音のスペクトルが見えるグラフィックイコライザーが良いでしょう。

人間の耳は割りといい加減なので、音を可視化できるツールは持っておいた方が良いですよ。

 

音域をブーストする用を挿す

はじめに、特定の音域をブーストするためのイコライザーを挿入しましょう。

曲の中で足りていないと思う音域をこれを使って上げてあげます。

音圧が欲しい!という場合には、特にローミッド(200Hz~500Hz)位を中心に上げてあげると良いと思います。ここを上げると、全体的に深みと温かさが出て音圧が上がったように聞こえます。低音が足りない!ならば、低音域を上げれば良いし、もっときらびやかにしたい!というのなら高音域を上げてください。

曲のイメージに合うよう慎重に!

 

音域をカットする用を挿す

次に、特定の音域をカットするためのイコライザーを挿入します。

出過ぎているところをカットするのと、全体を整える役割を持っています。特に、人間の耳には聴こえない周波数帯域はカットするべきです。

ローエンドは 30 Hz 以下をバサッと切っても良いでしょう。低音をタイトにまとめたければもっと上の周波数帯域(50 Hz 位)からカットし、クラブミュージックなど、低音が重要になる曲では、30 Hz ぐらいからカットしてください。カットしないと、ボヤケた音像になりがちです。

ハイエンドは 20 kHz 以上をカットすると良いでしょう。そもそもこの領域は、人間の可聴域を超えているので、カットしても問題ないのです。クラシックなど、その場の空気感やダイナミクスが重要となる曲では、カットしない方が無難です。

また、500 Hz 付近は、各楽器の帯域が被りやすく、ボワつきがちです。ここもカットしてあげましょう。ミッドレンジは調整が難しいですが、カットしすぎると、いわゆるドンシャリサウンドになってしまいます。気をつけましょう。

 

音が割れないように!

全ての段階で、特にブーストする時、音が割れない用に注意することが大切です。

音が割れたとしても、後段のイコライザーで解決できるのならば良いですが、割れたままの状態にしておくのはよくありません。

ミックスダウンは曲のダイナミクスを保ち、ヘッドルームに余裕をもたせるのが普通です。ここできれいな音にしておかないと、マスタリングで音圧を上げた際に、汚い音となって増幅されていまします。

 

最後に

今回は、イコライザーを2段掛けすることで、曲全体を整える方法を紹介しました。

ミックスダウンでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください!

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