DTM Life Station

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日本人は低音の音作りが苦手!?

海外アーティストの曲を聞くと、その低音の存在感にびっくりします。

ロックだったら、バスドラムやベースの音、さらにギターの低音部分までしっかり曲の中に残っています。低音は曲全体をボヤつかせるからバッサリ切ったほうがスッキリまとまって良い、などと書いてある DTM 教本も多いですが、彼らの低音は邪魔な低音ではなく、必要な低音なのです。

対して、日本人含めアジア人のつくる音楽には、海外ほど低音に存在感はなく、むしろ高音の綺羅びやかさの方が目立ちます。

このように、海外と日本では低音に対する見方が違っているように思うのです。日本人は低音の音作りがヘタクソなのでしょうか。

 

海外と日本のダンスミュージック

超低音域(50 Hz以下)がしっかり入っている

海外と日本のダンスミュージックを比べてみましょう。

すると、海外の曲のほうが超低音域までしっかり入っているので、よりダンスミュージック向きだと言えます。クラブにあるどでかいスピーカーから放たれる、ド迫力のサウンド。それは、超低音域があってからこそなのです。

クラブに行って低音を体感する

クラブに行ったことがない人がダンスミュージックをつくると、スカスカになると良く言われます。なぜなら、彼らは自宅にある小さなスピーカーで音楽をつくるからです。サブウーファーすらなければ、そもそも超低音域など再生できないので、音作りができないのです。

しかし、クラブにあるスピーカーは超低音域まで再生できる能力をもっています。低音は他の帯域に比べてより大きなエネルギーを持っています。これが抜けていれば、スカスカになるのも当然でしょう。

環境

クラブに行ったことのある人は、この低音を分かっています。闇雲にローエンドをカットしたりはしません。海外アーティストの曲をアナライズしてみると 20~30 Hz 付近の音もかなり含まれていることがわかります。

つまり、そういうことなのです。

彼らは、広大な敷地にでっかいスピーカを用意して、爆音で鳴らします。周囲のモノまで震わせるような低音をまさに体感できるのです。日本でやったらまず近所迷惑で苦情がきますね。

そんな環境の違いが、両者のつくる音楽の低音の質に関係しているのです。

低音をつくる

手っ取り早いのは海外に行って体験することですが、お金も時間も無いひとにとっては簡単なことではありません。

もし、小さなモニタースピーカーで音楽をつくっているのなら、サブウーファーを導入しましょう。低音がはっきり聞こえるようになります。賃貸住宅など、近所迷惑になる場合は、低音をしっかり再生できるイヤホンかヘッドホンを用意しましょう。

そうして、海外アーティストの曲をよーく聞きます。低音が曲のなかでどうのように使われているのかを学びます。時間とツールがあれば、曲をアナライズしても良いでしょう。

海外でもウケる曲作りを

低音は日本人アーティストが海外でウケるための必要条件だと思います。

彼らはビックなサウンドを好みます。今までバッサリ切っていたローエンドを見直してみましょう。もしかしたら、もっと良い曲に仕上がるかもしれませんよ。

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